体がだるいのは水の飲み方が原因かも?

正しい水分補給をチェックだそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

病院に行くほどではないけれど、なんとなく体がだるい。そんな不調を抱えている原因は、水の過不足にあるかもしれません。水の正しい飲み方を覚えて、体を整えてみましょう。

たかが水、されど水。

健康づくりの要は水分でした

「私たちの体はとても繊細。体内の水分が2%不足するだけで、めまいや吐き気、血液濃縮といった症状が出ることがあります。水分はさまざまな形で体の中をめぐり、細胞のすみずみに栄養を届けていますが、老廃物を汗や尿として排出するのも水の役割。体にとって水はなくてはならない大切なものなのです。

しかし近年、水分不足が怖いから…と取り過ぎてしまう方をよく見かけます。東洋医学の考え方に『水毒』というものがありますが、水をやり過ぎた植物が根腐れを起こすのと同様に、水を飲み過ぎると水分循環が逆に悪くなって体内に余分な水が溜まり、めまいや耳鳴り、目の痛み、むくみなどを引き起こすのです。

自分の身長や体重、運動量、生活習慣に応じて、過不足なく水を取ること、これが、不調のない健康な生活を送る上で大切ですよ」(石原新菜先生)

飲む水の量が少ないと…

水分を外に出さないよう脳が命令するため発汗・排尿が減り、体中に老廃物が溜まります。このことにより内臓機能が低下。脱力感やイライラ、頭痛などの不調を引き起こします。

<脱水・血流低下・うつ・食欲減退>

水を飲み過ぎると…

体内の水分の排出が間に合わず、耳や目、副鼻腔などさまざまな器官に水が溜まります。めまいや耳鳴り、目の痛み、鼻水が出るなどの不調が続く人は、水分を取り過ぎているかも。

<むくみ・冷え・めまい・くすみ シワ>

水の飲み過ぎは、唾液で防げます

口の中が渇くせいで水分を取りたくなる人は、唾液の分泌量が減少している可能性が。ガムや飴を食べて唾液を出し、口の中を潤しましょう。唾液の分泌量が高まると、虫歯や歯周病の予防になり口臭も改善されます。

適切な量は?

(1)1日800mL~1.2L飲む

人が生きるために必要な水分量は、1日におよそ2.5Lです。食事により約1Lの水分を補給でき、また、食べ物を分解しエネルギーに換える際に体内で代謝水と呼ばれる水が300mLほど作り出されるので、水や白湯、お茶などで1〜1.2L飲む必要があります。

しかし、大人世代は代謝が下がり筋肉量が落ちているので、そこまで水を必要としません。あまり運動をしない人は800mL程度、アクティブに動く人は1.2Lをめどに、水分を補給しましょう。

大人世代の水分量は、体の約50%です

水分は筋肉に多く蓄えられます。加齢とともに筋肉量が減少すると、水分が保てなくなります。筋肉量を増やすよう努力しましょう。

飲み方のコツは?

(2)ガブガブ飲まず、嚙むようにゆっくり

冷たいものを大量に一気に飲むと、胃や腸などの内臓が冷えてしまい、機能が低下してしまいます。飲むときはひと口分を口に含み、口の中で嚙むようにして温めてから、ゆっくり少しずつ飲み込むようにしましょう。1回に飲む量はコップ1杯(200mL)程度を目安に。

一度に大量の水を飲むと…

血液中のナトリウム濃度が減少する「低ナトリウム血症」になり、頭痛や嘔吐などが起こります。米国では水を飲み過ぎて亡くなった例も。

(3)起床時・運動後・入浴後 この3回は忘れずに飲む

体内の水分を一定に保つためには、こまめな水分補給が大切。朝起きたとき、運動をした後、そして入浴後は水分が失われている状態にあるので、必ず水分を取りましょう。加齢で感覚が鈍ることにより喉の渇きを感じにくくなるので、時間を決めて飲むことが有効です。

(4)常温または白湯で、体を冷やさない

内臓機能を低下させないために、水であれば常温または白湯(一度沸騰させてから冷ましたお湯)がおすすめ。とくに朝起きたときと夜寝る前は、白湯を飲んで体を温めることで内臓と自律神経が整い、健康的な暮らしと安眠を得られるようになります。

構成・取材・文/和栗 恵

この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年2月号に掲載の情報です。

毎日が発見ネット

 

 

水分補給にも気をつけたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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