変化の季節に体と心を守るコツだそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
この時期、体調がすぐれない、朝起きても疲れが抜けず、頭が重く、気分も晴れない。そんな声をよく聞きます。花粉症だから仕方ないと思っている方も多いのですが、実は春の不調は花粉だけでは説明できません。私はこうした症状を「春バテ」と呼んでいます。
春は一年のうちで最も変化が重なる季節です。このところ季節が行ったり来たりで、着る物に困りますよね。寒暖差は大きく、1日単位で気温が上下します。低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わり、気圧も安定しません。さらに花粉や黄砂といった刺激物質が空気中に増え、体はそれに対応する免疫反応を起こします。そこに年度替わりの環境変化や生活リズムの乱れが重なります。
(文 海原純子)
◇自律神経が疲れる理由
体はこれらの変化に適応しようとして、自律神経が働き続けます。自律神経は体温、血圧、免疫、睡眠、気分などを調整する「生命の調律装置」です。ところが、春は調整すべき項目が一気に増えるため、いわば過重労働の状態になります。その結果として起きるのが、だるさ、眠気、頭痛、めまい、気分の落ち込み、集中力低下といった春バテ症状なのです。
◇アレルギー反応も体力を消耗させる
さらに見落とされがちなのが、アレルギー反応に伴う体の負担です。花粉や黄砂を吸い込むと体内では免疫反応が起こり、さまざまな炎症性物質が放出されます。これらは鼻や目の症状だけでなく、だるさや眠気、思考力低下といった全身の不調にも関係します。風邪のときに体が重く感じられるのと似た仕組みです。つまり春は、アレルギー反応による体力消耗も重なりやすい季節なのです。
◇春バテは自然な体の反応
こうしてみると、春バテは決して気のせいでも怠けでもありません。体が変化に対応しようとして疲れている、自然な反応なのです。「この時期は疲れやすいのは当然」と知るだけで、無理をし過ぎなくなります。
◇生活リズムを整える
では、どうすれば比較的、楽に春を過ごせるのでしょうか。ポイントの一つは「変化を減らす」ことです。春は外界の変化が大きいので、生活リズムだけでも一定に保つと自律神経の負担が減ります。起床時刻と就寝時刻をなるべく固定する、食事時間を乱さない、休日も寝だめをし過ぎない。これだけで体はかなり安定します。休日も遅く起きるのではなく前の日に夜更かししないで早く寝るリズムをつくってはどうでしょうか。
◇体を整えるマグネシウムも意識する
春は自律神経が働き続けるため、体内で消費されやすい栄養素もあります。その一つがマグネシウムです。マグネシウムは神経の興奮を静め、筋肉の緊張を緩める働きに関わるミネラルで、ストレスや睡眠不足が続くと消費が増えることが知られています。
現代の食生活では不足しやすい栄養素の一つとも言われ、疲れやすさやこわばり感の背景に関係することもあります。ナッツ類、海藻、豆類、全粒穀物などに多く含まれるため、春はこうした食品を少し意識して取り入れるだけでも、体の整い方が変わってきます。
私はサラダにクルミやピーカンナッツをのせたり、ひよこ豆などの豆類をのせたりしています。ゴマにも含まれているので、バケットにゴマペーストを塗りトーストするなども朝食にいいと思います。
◇自律神経を休ませる時間
二つ目は「自律神経を回復させる休息」です。自律神経の回復にはリラックスする時間が役立ちます。散歩、入浴、軽いストレッチ、深呼吸、音楽を聴く、空を眺める。スマートフォンから離れ、刺激の少ない時間を持つことが大切です。現代人は休んでいるつもりでも、脳は常に情報処理を続けています。春は意識して「何もしない時間」を入れてください。
◇アレルギー対策で負担を減らす
三つ目は「アレルギー負担を減らす」ことです。花粉や黄砂の多い日は外出後すぐ洗顔やうがいをする、衣服に付いた花粉を払う、室内に持ち込まない。睡眠不足や過労もアレルギー症状を悪化させるため、休息自体が対策になります。私は帰宅後、鼻洗浄をしています。いわゆる「鼻うがい」と言われるものですが、最近は簡単にできる器具も販売されているので体温くらいの温度の生理食塩水で洗うとすっきりします。鼻炎や目の症状が強い場合は我慢せず治療を受けることも重要です。
◇頑張り過ぎない春
もう一つお伝えしたいのは、「頑張り過ぎない春」という考え方です。春は新しいことを始める季節とされますが、体にとっては負荷の多い時期でもあります。調子が出ない日は「きょうは春バテの日」と位置付けて、できることだけ少しずつやってはいかがでしょう。(了)
時事通信
季節の変わり目は体調管理に気をつけたいです。
感謝してます。
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