視力にとって最良の習慣と最悪の習慣とは?

ブルーライトカットのメガネは良いのでしょうか?

以下、ネットニュースより抜粋。

ニンジンは視力回復に良い、わずかなブルーライトも目にダメージを与える……など視力にまつわる俗説はたくさんある。だが、それらは本当なのか?

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国の成人で視力喪失のリスクが高い人は10人中約4人。しかし、専門家らは「多くの目の病気は治療可能または予防可能である」という。

何が目に良くて、何が悪いかについては、さまざまなことが言われているが、専門家の見解を米紙「ニューヨークタイムズ」が報じている。

たとえば、「暗い中で本を読むと視力が悪化する」というのは「間違いである」と、ニューヨーク市立検眼大学の主任近視研究者のシャオイン・ジューは語っている。

問題は暗さよりも、照明が非常に暗いため、本やタブレットを顔に近づける必要があることだという。

私たちの目は、長時間顔の近くのものに焦点を合わせるように設計されていないため、本やタブレットを近くで見ると目の疲れが生じる。それに伴い、目の周囲やこめかみの痛み、頭痛、集中力の低下が起こる可能性があるという。

特に、子供の頃にそうすると、眼球の奥行きが過剰に伸長して、角膜から網膜までの距離が長くなる眼球の変形が起き、「近視や近眼を引き起こす可能性がある」。

一方で、「屋外でより多くの時間を過ごすと視力が回復する」と言われているが、これは「合っている」。

前述のような近視や近眼になるリスクが高い子供は、「屋外でより多くの時間を過ごすことで発症リスクが軽減される可能性があることが示唆されている」。

実際に、明るい日光が網膜のドーパミン生成を促し、眼球の変形を防げる可能性があることを示唆する研究もあると、同紙は述べている。

ただし、紫外線が多すぎると視力に悪影響を及ぼす可能性がある。

太陽光に含まれる紫外線A波やB波に過度にさらされると、網膜に「もとに戻すことができない損傷を引き起こすことがある。これにより、白内障や目のがんを発症するリスクも高まる可能性があるという。

そのため、紫外線対策として、専門家らは紫外線をブロックするサングラス、メガネ、コンタクトの着用を推奨している。

では「画面からのブルーライト」はどうなのか? わずかでも目にダメージを与えるのか?

これについて、専門家は同紙にこう語っている。

「一部の研究では、青色光への曝露が網膜に損傷を与え、長期的には視覚障害を引き起こす可能性があることが示唆されているが、日常的にスマートフォンやパソコンなどを使用するレベルで、これが起こることを裏付ける確かな証拠はない」

「また、ブルーライトカット眼鏡の着用が目の健康を改善するという証拠もない」

ただし 「画面を見つめるとき、私たちは必要以上にまばたきをしない」ため、ドライアイを引き起こすなどの問題はある。それが目の疲れや一時的な目のかすみにつながっていることが多いようだ。

一方、「喫煙」が目の健康に悪影響を及ぼすことは、複数の研究で示されている。

2011年のCDCの研究では、喫煙と白内障や網膜の一部が壊れて視界がぼやける病気である加齢黄斑変性症などの関連性や、高齢者の加齢に伴う眼疾患との関連性が発表された。

「タバコに含まれる有毒化学物質が血流に入り、網膜や水晶体、黄斑などの目の敏感な組織に損傷を与える」のだという。

次に「ニンジンは本当に目に良いのか」?

これに対しては、「ニンジンをたくさん食べても完璧な視力が得られるわけではないが、ニンジンに含まれる栄養素が目の健康に良いことを示唆する証拠はある」と、述べている。

ベータカロテンやビタミンC、Eなどの「抗酸化物質のサプリメントは、加齢黄斑変性症(加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、視力が低下してしまう病気)の進行を遅らせる効果が期待できる」とされている。

抗酸化物質を豊富に含む食事に従うことが必ずしも眼疾患の発症を防ぐわけではないが、「特に、初期の黄斑変性症の人にとって」役立つ可能性があるという。

では「老化にともなう視力の低下は避けられない」のか?

加齢黄斑変性症、白内障、緑内障など、成人期の視力低下の原因のほとんどは、早期に発見できれば予防、または治療可能だと専門家は語っている。

視力が衰えはじめている場合、それを「単なる老化として看過すべきではない」。定期的な検眼医または眼科医の診察を受けることが、これらの症状を回避する可能性が最も高いという。

COURRiER Japon

クーリエ・ジャポン

 

 

ニンジンに含まれる栄養素が目の健康に良いのですね。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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