本格的な暑さに備えるためのようです。
以下、ネットニュースより抜粋。
「暑熱順化」とは?
毎年夏になると暑くなり、冬になると寒くなって、また夏が来ると暑くなるので、人間の体はその都度、暑さに慣れたり寒さに慣れたりというプロセスを繰り返しています。
このうち「暑さに慣れる」ことを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と言い、具体的には、うまく汗をかけるようになったり、外気温が上がっても体温が上がりすぎないよう調節できるようになったりします。
暑熱順化は何もしなくても季節とともにプロセスが進むので、もちろん自然に夏を待ってもいいのですが、最近は真夏待たずして急激に暑くなることが増え、あらかじめ意識的に暑熱順化を進めておくことがおすすめなのです。
実践は「ややきつい」を目安に
意識的に「暑熱順化」のプロセスを進めるのに有効なのは、少し汗ばむくらいの環境でややきついくらいの運動をすることです。
「ややきつい」には個人差がありますが、たとえば環境省の指標では、30分程度のウォーキングを2週間ほど続けると効果が出るとされています。
2週間もかかるの!? と思われるかもしれませんが、じつは通常なら1カ月以上かかる自然のプロセスを短縮していることになるのです。
そのほか、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくり浸かるのもおすすめです。
コツは「無理をしない」こと
暑熱順化をうまく進めるための一番のコツは、決して無理をしないことです。
無理をして体調を崩してしまうと、逆に暑さに弱い体をつくってしまうことになります。
そしてもう一つのコツは、本格的に暑くなる前にやっておくことです。
たとえば去年2022年の東京では、5月には1回しかなかった最高気温30度以上の日(真夏日)が、6月には9回、そして7月には23回もありました。
もちろん真夏日の回数は年によって増減しますが、本格的な暑さを迎える前に体の準備をしておきたいですね。
■執筆/植松愛実
編集/サンキュ!編集部
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
サンキュ!
準備は大切ですね。
感謝してます。
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