ストレスに強くなる方法について解説だそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
最近、「レジリエンス」という言葉が多く使われるようになりました。
レジリエンスとは「ストレスをはね返す力」を意味しています。
つまり、困難な状況や負荷がかかった状況に直面した時でも、適切な対応ができる能力と言えるでしょう。
レジリエンスを高めることで、目の前の不都合や困難な状況にも目を背けることなく向き合い、乗り越えていく過程を通して、自身を成長させることができます。
メンタルが強い人の共通点としても、レジリエンスは関係していると言えます。
メンタルが強い人は、リスクの高い環境から立ち直ることが早く、そこから学び、人生を豊かにするという観点を持っています。
では、どのようにすればレジリエンスを高めることができるのでしょうか?
今回はメンタルが強い人から学ぶ、レジリエンスの高め方について考えてみましょう!
メンタルが強い人、レジリエンスが高い人の傾向とは?
メンタルが強い人、レジリエンスが高い人とは、どのような傾向をもっているのでしょうか?
いくつか傾向をあげてみたいと思います。
・他人と比べない
・自分の悪い面を否定するのではなく、改善点としてとらえる
・課題や目標に積極的に取り組んでいる
・他人の援助を受け入れ、悩みを打ち明けることがある
・努力して目標を達成することを楽しんでいる
上記の傾向から、決して自分も他人も否定せず受け入れ、困難な状況でも楽しみに変えていく力を持っていると言えるでしょう。
しかし、これらの能力は元からその人に備わっているものなのでしょうか?
メンタルが強い人から学ぶレジリエンスの高め方とは?
今現在、メンタルが弱いと感じている人も何かを改善することで、メンタルを鍛えることができるのでしょうか?
ここからは、メンタルが強い人が普段から行っている言動からレジリエンスの高め方を学んでみたいと思います。
・家庭内、家庭外で愛情深い関係性を構築する
もしかしたら、人によっては生まれ育った環境が特殊で、難しい場合があるかもしれません。
その場合には、可能な限り家庭外で自分らしくいられる場所を見つけ、その人たちと関係性を構築することで、心の健康が保たれます。
メンタルが強い人は他人に対しても寛容な態度を取ることが多く、人を受け入れ愛情を持って接する心がけをしています。
・現実的な計画を立てて、実行する
必ずしも目標は大きく持つ必要はないのではないかと思います。
それよりも、小さなことから少しずつ成功体験を積むようにしてみましょう。
今置かれている状況や立場から、何ができるのか?客観的に俯瞰し、少しずつでも進めていくことで自分を成長させることができます。
・自分自身に対して前向きにとらえ、能力を信じる
自分のことを肯定的にとらえることができる人は、恐怖に直面した時でもやみくもに拒否したり、逃げ出したりせずに自分にとってベストだと思う方法で、対処し問題を解決の方向へ向かわせる力を持っています。
自分を信じることができる人は、マイナスをプラスに転換させるやり方や思考を持っていると言えます。
自己否定が強いと感じている人は、まずは自分の良いところを見つけてみましょう。
「こんな自分でも少しは良いところがある!」ということを前向きにとらえ、長所を伸ばす努力をしてみてください。
最初は難しいかもしれません。徐々に努力を続けているとできることが増え、気が付いたら自己肯定感が高まっているハズです。
・コミュニケーション能力が高い
メンタルが強い人、レジリエンスが高い人の特徴として、周囲との会話を大切にしている傾向がうかがえます。
一人で抱え込んだりせずに、必ず周囲を巻き込んで困難に立ち向かうように意識していると言えます。
たとえば、仕事で無理難題を言われた時には、無理難題を言ってきた相手を巻き込んで、一緒に解決策を模索するなど、チームワークを大切にして業務をこなしていることがうかがえます。
・あんなことがあったからこそ、今こうなれた!と思える
失敗やつらい体験は誰にでもあるものですが、メンタルが強い人はそのようないやな体験を、自分にとって意味のあるものに転換させ現在の満足につなげるという思考を持っています。
つまり、「いやな体験」が「意味のある体験」になると、思い出しても苦痛ではなくなりますよね。
まとめ
今回はメンタルが強い人、レジリエンスが高い人の傾向について考えてみました。
いかがでしたか?今回紹介した以外にもメンタルの鍛え方、レジリエンスの高め方として「睡眠」や「運動習慣」も深くかかわっていると言われています。
十分な睡眠と適度な運動をしている人は、困難に直面した時に必要以上に深刻に受け取らず、積極的に行動ができるようです。
紹介した方法以外にも、自分に合ったやり方でレジリエンスを高める言動を心がけてみましょう。
継続することで、メンタルが鍛えられストレスをはね返す力が身に付くハズです。
精神科医しょう
ストレスに強くなりたいですね。
感謝してます。
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