音読は脳を活性化させるそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します
◆読書には集中力が必要
ある人から、こんな相談を受けました。
「リタイアしたら思いきり本を読もうと思っていたのですが、実際に読み始めると5分もしないうちに飽きてしまって、まったく読み進められない」
たしかに、読書には思いのほか集中力がいるものです。しかし、集中力は年を重ねるとともに低くなっていきます。
そのため、ある程度の年齢になった人、なかには40代でも集中力の低下に悩む人もいるようです。訓練で集中力を取り戻すこともできますが、読書という楽しみのためにつらい思いをするのは本末転倒のような気がします。
◆いざやってみると難しい
そこで私は、このような悩みを持つ人には、「他人に迷惑のかからない場所で、15分ずつ音読してみてはいかがですか」とすすめています。
言うまでもなく、音読とは声を出して活字を読むこと。簡単なようですが、いざやってみると、これがなかなか難しいものです。
漢字や登場人物の名前の読み方、文章全体が持つ意味などをしっかり理解していないと、納得のいく音読にはなりません。それだけに、うまくできたときの効果と満足感には大きなものがあります。
黙読では、文字情報は「目↓脳」という一方通行でしかありません。しかし、音読をすると「目↓脳↓発声器官↓耳」と複数の器官を使うため、脳は著しく活性化します。
音読をすると「ミラーニューロン」という特殊な神経細胞が活性化します。これまで、ミラーニューロンは体を動かすことに深く関わっている脳の運動前野という領域に存在するといわれてきましたが、感情や思考などに関わる前頭葉にもたくさん存在することがわかりました。
ミラーニューロンを活性化させれば、運動能力だけではなく、脳の働きそのものがよくなる可能性が高いというわけですね。
「声に出しただけで、そんなに違いがあるのか」と驚く人がいるかもしれません。しかし、ある老人施設で、認知症の初期症状が見られるお年寄りに1日15分間、本を音読してもらったところ、1か月後にはオムツがいらなくなる人が続出したという結果も出ています。
このオムツ離れは、音読が脳にとってよいトレーニングであることの証拠といえるでしょう。ただし、いくら脳の活性化やトレーニングにいいからといって、朝から晩まで音読をし続けるのはやめておきましょう。
音読は脳を活性化させますが、それだけに脳の疲労もともないます。一度にする音読の時間は15~30分程度。それ以上は逆効果です。
保坂隆
婦人公論.jp
朗読の会を見学した時、声を出すことは健康にも良いのだと聞きました。
感謝してます。
りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/