ここでは、心の強さを培うことで最高の人生を送れるようになる7つの理由を紹介する。

1. 感情を管理する鍵となる

人生は感情の浮き沈みであふれている。この感情のジェットコースターを健全な方法で切り抜ける力が、最高の人生を生きる鍵だ。

健全な感情制御のスキルがあれば、人生に避けられない浮き沈みにうまく対応することができる。痛みを避けるよりも、不安や悲しみ、恥ずかしさを生じさせる難しい問題を克服しようと思うようになるだろう。心の筋肉を強化することで、自分のなだめ方や励まし方、恐怖に立ち向かう方法が理解できるようになるはずだ。

2. 我慢できるようになる

モチベーションは上がったり下がったりするが、心の筋肉がより大きくなれば、努力を続ける気持ちが消え去った後でも長い間前進を続けることができる。

心の強さにより、疲れているときや、やる気が欠けているでも深く掘り下げることができるようになり、脳が諦めるよう説得しようとしているときでもそれに反論できるようになる。強くなれば、やる気が起きないときでさえやり抜くことができるのだ。

3. 自己疑念が静まる

事業の売り上げを倍にしたい場合も、トライアスロンを制覇したい場合も、自己疑念がいつかは頭を持ち上げるはずだ。

しかし、精神的に強くなれば、自分が考えていることを全て信じてはいけないことに気づくだろう。脳は時々うそをつく。心の強さにより自己疑念がなくなるわけではないが、心の強さは非生産的な独り言を無視する役に立つ。

4. 勇気がもらえる

安全地帯の外に一歩踏み出し、正面から恐怖心に立ち向かうには勇気がいるかもしれない。結局のところ、これから取るリスクが求めるものに結びつくという保証はないのだ。

幸運なことに、心の筋肉を鍛えることで自信をつけ、失敗にも対処できると理解するようになることができる。人生で起きるあらゆることに対応できると信じることは、難しいことにも挑戦する鍵だ。

役に立たない助言は無視できる

5. 役に立たない助言を無視できる

他者の意見を評価し過ぎることは、人生に致命的な影響をもたらすだろう。他者の考えることを気にしていると、他の人を喜ばせたいと思うだろうし、相手が間違っていることを証明することにエネルギーを無駄にすることさえあるかもしれない。

心の筋肉を鍛えることで、役に立たない助言や非生産的な批判は無視することができるようになるはずだ。心の強さにより、他者の意見にかかわらず、自分自身の価値観に基づいて最善の決断ができるようになる。

6. 失敗から学べるようになる

自尊心が大きい人は、間違ったことに言い訳をする。しかし、心が強い人が探すのは説明だけだ。なぜ間違いを犯したのかの説明を探す意思があれば、過ちから学ぶことができる。

自分の行動の責任を謙虚に受け入れることで、過ちを成長の機会に変えられる。この成長は、成功を支援する鍵となり得る。

7. 失敗から立ち直ることができる

失敗により、落胆や恥ずかしさなど多くの居心地の悪い感情が出てくる。この居心地の悪さにより、多くの人は失敗した後で目標を諦めてしまう。

心の筋肉を強くすることで、前よりもうまく失敗から立ち直れるようになる。これこそ、成功を収める多くの人がトップに上り詰める方法だ。こうした人は、失敗が成功への道の一部であることを理解しているのだ。

心の筋肉を鍛える

心の筋肉の強化には、実際の筋肉と同様に運動が必要だ。難しいことに挑戦するようにするか、一度に少しずつ恐怖に立ち向かうようにすることで、心の腕立て伏せを毎日何回か行おう。そうすれば、潜在能力をフルに発揮するのに必要な心の強さを培うことができるだろう。